ニック・ハイドフェルドの挑戦を喜ぶメルセデス

2011年02月11日(金)

たとえライバルチームだろうが関係ない。ニック・ハイドフェルドが2011年にF1へ戻ってくる可能性が高まり、メルセデスは喜んでいる。

BMWザウバーのシートを失ってから、ハイドフェルドはメルセデスGPのリザーブドライバーとして昨シーズンをスタート。その後ピレリのテストドライバーを経て、ザウバーから実戦復帰した。そして今年、またもや浪人になりかけたところ、再びリザーブドライバーとしてメルセデスGPと合意間近だった。

ところが、かつてBMWザウバーでチームメートだったロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)が事故でケガを負い、クビサの代わりに今週末ヘレステストでロータス・ルノーGPの新車をテストすることになったのだ。

メルセデスのモータースポーツ部門統括責任者ノルベルト・ハウグは、メルセデスGPがハイドフェルドにレースシートを用意できない今、ハイドフェルドの行く手を阻むものではないとして、以下のように『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に話している。

「もし、どこかのチームでレースできる機会がニックにあるなら、彼の邪魔はしないよ」

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース