マクラーレンのF1マシン、バサーストの最速ラップに挑戦

2011年02月18日(金)

近代F1マシンが、オーストラリアのバサーストにある伝説的サーキット、マウント・パノラマ・サーキットを走る。

スポンサーの支援を受けて、マクラーレンのジェンソン・バトンとV8スーパーカードライバーのクレイグ・ローンデスがお互いのクルマを交換するイベントが2011年のオーストラリアGP前に計画されていた。その計画が、ついに地元議会によって承認されたのだ。

バサーストの市長、ポール・ツールは『ABC』に、このイベントで初めてF1マシンが印象的な6.2㎞のサーキットを走ることになると語っている。

V8スーパーカーで、昨年マウント・パノラマ史上最速の2分06秒801という記録を出したのがこのローンデスだ。

オーストラリア人のローンデスは1997年、現在レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めているヘルムート・マルコのF3000チームで、ファン・パブロ・モントーヤのチームメートだったが、F1経験はまったくない。

ローンデスは、バサースト議会がこのイベントの承認を下す前に、「どこでもいいからF1マシンをドライブするのは夢だね。ましてやバサーストだよ」と話していた。

ローンデスは、自身が持つサーキットレコードを更新することに自信があると語っている。

「こんなクルマで2分6秒を切れなかったら、すごくガッカリするよね」

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