アブダビにあるヤス・マリーナ・サーキットのスポークスマンは、3月初旬にバーレーンで予定されているF1テストの代替開催地になるといううわさを肯定も否定もしなかった。
「うわさや推測についてはコメントしない方針であり、本件に対してはこれまでもコメントを出していない」とスポークスマンは語った。
政情不安が続くバーレーンにF1サーカスが向かうことはないだろうとの報道が続いている。また、18日(金)から21日(月)にかけてテストが行われているカタルーニャ・サーキットのスポークスマンは17日(木)、各F1チームによって組織されているFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)が「いつならばサーキットを使えるかを聞いてきたが、正式な依頼はまだない」と話した。
3月初旬、あるいはその前にテストで使用可能だ、と同サーキットは答えたと言われている。
そんな中、F1の最高権威バーニー・エクレストンが18日(金)に「今日の午後、チームと話した」と明かした。
「テストが実施されない場合はどうなるのか彼らは知りたがっていた。あと2、3日バルセロナに残ることを提案されたよ」
一方のFOTAは、テスト延期が必要となった場合に備え、「代替地を探している」と話していた。シーズン開幕前最後となるバーレーンでのテストは、3月3日(木)から6日(日)にかけて行われる予定になっている。