ルイス・ハミルトン、新車のパフォーマンス不足を認める

2011年03月10日(木)

マクラーレンのルイス・ハミルトンが、現状では同チームの2011年型車に、選手権を獲得できるほどの速さがないと認めた。

バルセロナで行われているテストの2日目、走行を担当したハミルトンはトラブルに見舞われ、わずか57周しか走行できなかった。この日のテスト終了後、「だからといって、選手権を取れないクルマってわけじゃない」とハミルトンはメディアに語っている。

元マクラーレンのドライバーであり、現在はテレビで解説をしているマーティン・ブランドルは、マクラーレンの2011年型車MP4-26について「ダメ」だと評している。

しかしハミルトンは、「彼ら(解説陣)は、実際にドライブするわけじゃないから正確な状態はわからないよ」と言い返した。

「彼らの言うことには賛成しないね。クルマの状態は去年よりいいんだ」

だがハミルトンは、フェラーリやレッドブルのような速さはないと言うチームメートのジェンソン・バトンに同調する。

「僕たちには、彼らに追いつくだけの強さがちゃんとある」

「ライバルほど速くないけど、2年前は2、3秒遅かったんだ。今は1秒くらいかな」

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