マクラーレン、F1オーストラリアGPに向け大幅な改良

2011年03月22日（火）

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マクラーレンが、2011年のF1開幕戦オーストラリアGPに向け、大幅な改良を行うようだ。

開幕前のテストでは、マクラーレンにトップレベルの速さがないことが明らかになっており、同チームのルイス・ハミルトンも、トップからは1秒遅れの状態だと認めていた。しかし、チーム代表のマーティン・ウィットマーシュによると、開幕に向けた大幅な改良が予定されているようだ。

以前から報じられているように、排気系統に問題があることを認め、ウィットマーシュは次のように語った。

「われわれのもの（排気系統）は（他チームよりも）非常に先鋭的なものだと思っていたが、そうではなかった。個人的な意見としては、複雑さに見合うだけの効果を発揮していないと思う」

「簡単に言ってしまえば、われわれの処理のいくつかには、（信頼性が）欠けている。そのため、（開発の面で）少し後退せざるを得ない」

「劇的」とウィットマーシュが語る今回の大改修には、フロアの改良も含まれているという。そして、この大改修によって1秒以上速くなるとウィットマーシュは自信を見せた。

「ある程度のリスクはある。だが、正しい決断だと思っており、これがうまくいき、オーストラリアでは大幅に競争力が向上することを期待している」

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