ジェンソン・バトン「楽しかったけど、フラストレーションもたまった」

2011年03月28日(月)

マクラーレンのジェンソン・バトンは、4番手からオーストラリアGPをスタートして6位になった。

ジェンソン・バトン
「スタートは問題なかったんだけど、ビタリー(ペトロフ/ロータス・ルノーGP)がイン側に入ってきたのには驚いたよ。彼のスタートは素晴らしくて、僕は押し出される形になった。そして、1コーナーの立ち上がりが最悪で、フェリペ(マッサ/フェラーリ)に前をふさがれたんだ。僕としても、あれは最悪な動きだったと思う」

「彼はかなり遅かったけど、抜くことはできなかった。彼のおかげで、彼も僕もかなりペースが落ちたよ。11コーナーでアウト側から彼を抜こうとしたんだ。コーナーへ入る前、僕のほうが前にいたんだけど、彼はかなり深く入ってきて、僕を押し出したから、僕が通常のラインで走ることは不可能だった」

「ドライブスルーのペナルティーを受けた後、巻き返していく必要があった。楽しかったけど、フラストレーションもたまったよ。あの状況の中で、最善を尽くせればと思っていたんだ。少なくとも、ルイス(ハミルトン/マクラーレン)はいい働きしていたね」

「ただ、僕たちのペースには満足できると思う。次のレースに向けても改良を予定しているけど、まだまだ新しいクルマだから、このパッケージをさらに研ぎ澄ますため、変えられるものはたくさんある。もっと多くのポイントを獲得できればよかったけど、今週末は満足していいと思う」

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