マクラーレンのジェンソン・バトンは、5番手からスペインGPをスタートして3位になった。
ジェンソン・バトン
「スタートに失敗し、ターン1と3ではアウト側になってしまい、さらに順位を落とした。1周目が終わった時点では、10番手になっていたんだけど、かなりガッカリしていたよ。3位になれるなんて思っていなかったけど、周りのみんなが早めにピットインしたとき、僕のタイヤはまだいい感触だったから、イケるかもしれないと思い始めたんだ」
「トルコGPでは失敗していたから、今日は戦略がうまくいってほんとうによかった。僕たちはできるだけ長くソフト側のタイヤを使い続けて、みんなが4回ピットインする中、僕たちは3回しかタイヤを交換なかった。マーク(ウェバー/レッドブル)とフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)を1周のうちに抜いたよ」
「トップの2台に追いつけないのは分かっていたけど、前で何かが起こったときのため、全力で攻め続けていた。ピレリタイヤの耐久性は、スイッチのオン・オフみたいなものだよ。リアのグリップがなくなると、ラップタイムが落ちるんだ」
「今日はうまくやることができた。そして、最後にハード側のタイヤを装着したときには、路面がいい状態になっていて、タイヤがうまく機能してくれたんだ。今日はレースを戦ったという実感が大きいよ」
「最後に、チームのみんなへ感謝したい。素晴らしい戦略を選択してくれた。それに、ピットストップも完ぺきで、すべてうまくいった。この結果は、チームの素晴らしい働きによるものだよ」