2011年のF1サーキットで、最大の爆音をとどろかせているのはメルセデスGPだ。
これは、『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』が報じたもので、今年のモナコGPでコース脇に測定機器を設置し、各チームのエンジン音を計測した結果だ。
『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』によると、メルセデスGPの2011年型車W02が生み出す音の大きさは127.8デシベル。これは、人が苦痛を感じるという平均値を上回るものであり、ジェット戦闘機が約9メートルの位置で離陸した場合とほぼ同じ大きさだという。
2位が127.5デシベルのロータス・ルノーGP(ルノーエンジン)、3位は127.3デシベルのマクラーレン(メルセデスエンジン)、4位は127.1デシベルのレッドブル(ルノーエンジン)となった。
その一方、最も音が小さかったのはヴァージン(コスワースエンジン)で、計測された数値は125.9デシベルだった。