フェラーリのフェリペ・マッサが、カナダGPに向けた意気込みを語った。
フェリペ・マッサ
「今回は自信があるんだ。モナコと同じタイヤを使うし、この軟らかめのタイヤでクルマがうまく走ることは分かっているからね。僕たちにとっては前向きなことだよ。でも、モントリオール(カナダGP開催地)はモナコと違ってとても高速なコースで、最高速とブレーキング時の安定性、そして加速性能と縁石をうまく乗り越えられるクルマが必要になる。これはモナコと違う点だね」
「今週末は、僕たちのクルマに高い競争力があって、レッドブルやマクラーレンに戦いを挑めるといいね。間違いなく、タイヤの性能低下はモナコよりも激しくなるけど、それでも軟らかめのタイヤを使うことは、僕たちにとって有利なことだよ」
「僕たちは進歩したと思う。タイヤをうまく使えたときには、僕たちの競争力も高かったからね。特に、決勝での競争力が良かったから、今回もそれを繰り返したいよ」
「でも、またハードタイヤを使うことになるのも分かっている。ただ、次にハードタイヤを使うイギリスGP(7月10日決勝)までには少し時間があるから、ハードタイヤでもうまくクルマの性能を引き出せるよう、ダウンフォース量を増やすことに取り組み続けないといけない」
「クルマがいいと分かっているのは、ドライバーにとってモチベーションになるんだ。より上位を狙って戦えるわけだからね。今回は、僕がいい成績を残してきたコースじゃないけど、過去にここで速かったこともあるから、週末を通じていいペースで走れることを願っているよ」