2011年F1第8戦ヨーロッパGPフリー走行3回目が、6月25日(土)の現地時間11時(日本時間18時)から60分間、バレンシア市街地サーキット(1周/5.419km)で行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップになった。小林可夢偉(ザウバー)は、14番手になっている。
初日は曇り空の下でフリー走行が行われたが、この日はスペインらしい青空が広がった。セッション中盤には今回が母国レースとなるフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がトップタイムを記録し、観客が盛り上がったものの、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が残り数分でアロンソのタイムを更新。結局、ベッテルがトップのままセッション終了となった。ベッテルのタイムは、1分37秒258だった。
2番手から5番手までの結果は次のとおり。
2番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)1分37秒678、3番手フェリペ・マッサ(フェラーリ)1分37秒840、4番手マーク・ウェバー(レッドブル)1分38秒068、5番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分38秒326。
小林可夢偉(ザウバー)は、1分39秒848を記録して14番手になった。しかし、可夢偉はセッション終了直前に最終コーナーでバランスを崩し、クルマのノーズなどを壊していた。
ヨーロッパGP公式予選は、このあと現地時間14時(日本時間21時)から行われる。
・F1第8戦ヨーロッパGPフリー走行3回目、詳細レポート
・【結果】ヨーロッパGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など