F1チーム、新2012年日程案の変更を求める

2011年08月02日(火)

各F1チームが、最近になって提案された2012年F1新日程案の変更を求めているようだ。

トルコGPの開催中止とバーレーンGPが終盤戦へと移動がささやかれる中、F1の興行面を取り仕切るバーニー・エクレストンが新しい2012年の暫定スケジュールを公開した。

『AFP通信』によると、F1参戦チームは後半戦の見直しをエクレストンに求めていくようだ。エクレストンの案では、10週間の間に7レースをこなすことになる。つまり、2週連続開催を終えると、1週間を置いて再び2週連続開催。そこから1週間の休みが入り、再び2週連続開催でシーズンを終えるのだ。

「われわれは物流面のことも踏まえて、スケジュールの再考を求めるつもりだ」とロータス・ルノーGPのチーム代表で、F1チームによって組織されているFOTA(フォーミュラ・ワン・チーム・アソシエーション)の副会長エリック・ブーリエが語り、さらに続けた。

「物流のルートを変えることによって移動の労力とコストの両方を多少軽減することは可能だ。われわれはすでに共通の認識を持っているし、いくつか提案したいアイデアもある。2012年のスケジュールに関しての最終決定を下すのはわれわれではない。だからといって、決定事項でもないことは理解しているので、それに対しての議論と提案を行っていく」

FOTAの会長であるマクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは「厳しいスケジュールだが、再び変更があると私は確信している。だから、最終的なスケジュールをわれわれが手にしてもいないのに、暫定のものにとやかく言うことには意味がないね」と付け加えた。

『Autosport(オートスポーツ)』によると、エクレストンは下記の日程案を提案しているとのことだ。

第1戦 オーストラリアGP 3月18日
第2戦 マレーシアGP 3月25日
第3戦 中国GP 4月8日
第4戦 インドGP 4月22日
第5戦 スペインGP 5月13日
第6戦 モナコGP 5月27日
第7戦 カナダGP 6月10日
第8戦 ヨーロッパGP 6月24日
第9戦 イギリスGP 7月8日
第10戦 ドイツGP 7月22日
第11戦 ハンガリーGP 7月29日
第12戦 ベルギーGP 9月2日
第13戦 イタリアGP 9月9日
第14戦 シンガポールGP 9月23日
第15戦 日本GP 10月7日
第16戦 韓国GP 10月14日
第17戦 アブダビGP 10月28日
第18戦 バーレーンGP 11月4日
第19戦 アメリカGP 11月18日
第20戦 ブラジルGP 11月25日

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