FOTA(フォーミュラ1・チームズ・アソシエーション)加盟チーム間の合意による夏休み期間を故郷のブラジルで過ごしているフェリペ・マッサ(フェラーリ)。13日(土)に、ブラジルのモータースポーツファンにとって大きなイベントのひとつになっているトロフェオ・リネアの今季第4戦に参戦して周囲を沸かせた。
ツーリングカーでの走りを振り返ったマッサは次のようにコメントしている。「今日は楽しかったよ。最後にツーリングカーをドライブしたのは2001年にアルファ・ロメオ155に乗ったときだったんだ。10年ぶりだからちょっと難しいかなと思ったけど第2セッションで6番手タイムを出せたからそれほど悪くなかったよね」
「もう少し速く走れたはずなんだけれど、新しいタイヤを履いて出たときにシケインにあたってしまって、フロントサスペンションにダメージを負ってしまったんだ。そのせいでステアリングがひどく重くなってしまった。トロフェオ・リネアは面白いと思うよ。絶えず変化があってそれがうまく回っている。僕がいつかF1を離れた後はこういった種類のレースをやる可能性もあるよ」
マッサは午前のセッションで2番手となる1分54秒9292のタイムをたたき出し、午後のセッションでは1分54秒641で6番手。マッサの友人でもあるカカ・ブエノが出したトップタイム1分53秒888との差は0.8秒に満たなかった。