フェラーリのフェリペ・マッサは、スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPを4番手からスタートして8位になった。
フェリペ・マッサ
「僕にとっては少し変なレースだった。序盤は上位を争っていたのに、タイヤに問題が出始めて、クルマのバランスが良くなくなったんだ。ハード側タイヤでは状況が改善していた。ピットストップの間にフロントウイングを調整したのもよかったかもしれない。でも、僕たちが速くなかったことは明らかだし、あの時点ですでに手遅れだった」
「それに加えて、左リアタイヤがパンクして、ピットストップが1回多くなった。ロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデス)の後ろについたとき、DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を使っても彼を抜けなかったんだ。彼らの最高速はとても高かったからね」
「さらに、僕は特に低速コーナーで苦戦していた。最終シケインと、ラ・ソース(1コーナー)だね。それでうまくロズベルグの背後につくことができなかったんだ。次はチームにとっての母国レース(イタリアGP/9月11日決勝)だね。でも、僕にとっても重要だし、ぜひともいい結果を残したい」