ルイス・ハミルトン、荒いドライビングでクビになる可能性も?

2011年09月28日(水)

このところトラブルの絶えないハミルトンだが、シンガポールGP後にはハミルトンに対する批判がいっそう強まっている。こういったことの結果として、ハミルトンはマクラーレンのシートを失うことになるかもしれない。

こう警告するのは、元F1ドライバーで、優勝経験も持つジョニー・ハーバートだ。

現在不定期ながらF1のスチュワードを務めるハーバートは、シンガポールGP決勝でハミルトンと接触事故を起こし、レース後にハミルトンにつかみかかったフェラーリのフェリペ・マッサを擁護し、『The National(ナショナル)』に寄稿するコラムで次のように書いている。

「レース後にマッサがハミルトンに対して怒ったのはまったくもって当然だ」

ハーバートは、マクラーレンとの現契約が満了後のハミルトンの将来について触れ、もしこんなクラッシュを続けるようなら、ハミルトンの選択肢はなくなってしまうかもしれないと続けている。

「マクラーレンがハミルトンをチームにとどめておきたいと考えているのは間違いない。だが、もしハミルトンがこんな高くつく失敗を繰り返すようであれば、彼らのきずなも揺らぎ始めるかもしれない」

一方、過去4度タイトルを獲得している元F1ドライバーのアラン・プロストはフランスの日刊スポーツ紙『L’Equipe(レキップ)』に、現時点ではセバスチャン・ベッテル(レッドブル)とフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)のほうがハミルトンよりもよいドライバーだと考えていると述べるとともに、次のように続けている。

「彼(ハミルトン)は攻撃的すぎる。マネジャーにもう少し彼を落ち着かせるようにさせないとだめだね。彼は優れた才能を台無しにしているんだから」

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