マクラーレンのジェンソン・バトンが、韓国インターナショナル・サーキットで行われる韓国GPに向けた意気込みを語った。
ジェンソン・バトン
「日本GPは、僕のキャリアの中でも、もっとも充足感にあふれ、グッときた勝利だった。この勢いをぜひ今週末につなげたい」
「去年の韓国GPでは、僕の実力を発揮できなかった。というのも、最後までマシンにピンと来なかったんだ。マシンの速さやチームの今の調子から見て、今年のレースにはかなり前向きな気持ちで臨めるよ」
「一番の違いは、信頼できるマシンに乗っていることかな。去年の今ごろは、そんな感じではなかった。しかし今年は、あらゆるタイプのコーナーで感触が良いし、安心して攻められる。マシンの限界がはっきり分かるんだよ。鈴鹿(日本GP)では、それが顕著になったと思う」
「だから今は、今年の韓国GPについてより楽観的でいるんだ。ここは面白いサーキットだよね。コーナーがバラエティーに富んでいる。第11コーナーが、かなり独特かな。エイペックス(コーナーの頂点)が2つあるコーナーで、しかもキャンバー(路面の傾き)がきつい左回りのカーブだ」
「それと、最終区間も面白いよ。あの連続カーブのライン取りは、わずか1本しかないんだ。進入を誤ると、全体的にリズムを崩す可能性がある。今年は、その区間でマシンをビシッと決められる自信があるよ」