F1第16戦韓国GP予選、詳細レポート

2011年10月15日(土)

2011年F1第16戦韓国GP予選が、10月15日(土)現地時間14時(時差なし)から韓国インターナショナル・サーキット(1周/5.615km)で行われ、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がポールポジション。小林可夢偉(ザウバー)は14番手になった。

セッション開始時の天候は曇り、気温22℃、路面温度は28℃。予選Q1は20分間の戦いになり、18番手から24番手のドライバーがここで予選を終える。通常であれば、トップチームがこのセッションでソフト側のタイヤを装着することはないが、レッドブル勢がソフト側のタイヤを使ってきた。

小林可夢偉(ザウバー)が無事にQ1を通過する一方、ダニエル・リチャルド(HRT)はタイム計測を行うことができなかった。結局、2010年からの新規参戦組3チームと、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)が脱落している。Q1で予選を終えた18番手から23番手は以下のとおり。

18番手ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)、19番手ヘイキ・コバライネン(チーム・ロータス)、20番手ヤルノ・トゥルーリ(チーム・ロータス)、21番手ティモ・グロック(ヴァージン)、22番手ジェローム・ダンブロシオ(ヴァージン)、23番手ビタントニオ・リウッツィ(HRT)。

ダニエル・リチャルド(HRT)はタイム計測を行わなかった。

Q1のトップ5は、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、ビタリー・ペトロフ(ロータス・ルノーGP)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)だった。

予選Q2は15分間の戦いになり、11番手から17番手のドライバーがここで予選を終える。Q2でもレッドブル勢がソフト側タイヤで走ったほか、マクラーレン勢やフェラーリ勢などもソフト側タイヤで走行。1回目の走行を終えた段階では、ハミルトンがトップにつけている。

小林可夢偉(ザウバー)ら複数のドライバーが残り数分となった段階でようやくタイム計測へ。結局、可夢偉はチームメートとともにここで脱落することとなった。Q2で予選を終えた11番手から17番手は以下のとおり。

11番手ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、12番手ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、13番手セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)、14番手小林可夢偉(ザウバー)、15番手ブルーノ・セナ(ロータス・ルノーGP)、16番手パストール・マルドナード(ウィリアムズ)、17番手セルジオ・ペレス(ザウバー)。

Q2のトップ5は、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、マーク・ウェバー(レッドブル)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)。

予選Q3は10分間の戦いになり、ここでポールポジションが決まる。Q3でも各車がソフト側タイヤでコースインする中、まずはハミルトンがトップタイムを記録。2回目の走行でベッテルは自身のタイムを更新したものの、ハミルトンのタイムには届かず2番手に。今季はここまで、レッドブル勢が全戦でポールポジションを獲得してきたが、第15戦でついにレッドブルの連続ポールがストップ。ハミルトンが今季初のポールポジションを獲得した。Q3の結果は以下のとおり。

1番手ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、2番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、3番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、4番手マーク・ウェバー(レッドブル)、5番手フェリペ・マッサ(フェラーリ)、6番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、7番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、8番手ビタリー・ペトロフ(ロータス・ルノーGP)、9番手ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、10番手エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)。

【結果】韓国GP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など

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