マクラーレンのルイス・ハミルトンは、韓国インターナショナル・サーキットで行われた韓国GP決勝で、ポールポジションからスタートし、2位となった。
ルイス・ハミルトン
「今日のレースは、僕にとって今シーズン最高のレースだった。後ろにいたマーク(ウェバー/レッドブル)からのプレッシャーがとても強かったから、(ブレーキを)ロックさせたり、ラインを外したりするようなミスをしたとしても不思議じゃなかった」
「でも一度もそういうミスを犯さなかったから、本当に満足しているよ。そうしたプレッシャーに耐える力があるかどうかということが、チャンピオンにふさわしいかどうかということだと信じているし、僕は今日のレースでそれを示せたと思っている」
「僕たちはかなりいいスタートを切ることができた。でもレースをするうちにフロント側(のグリップ)が落ちてしまった。最後には、コクピットにあるすべてのスイッチ類を最大にセットするしかなかったよ。ディファレンシャルとフロントウイングは最大値にしたけど、もうほかには何もすることができなかった」
「コーナーに入るときは、ほぼ限界までハンドルを切ったけど、それでもクルマはうまく曲がってくれなかった。だからコーナーを曲がるときにスピードを維持できなかったよ。そのためにマークが僕に追いつくことができたんだ。レースの後で、フロントウイングに破片が引っかかっていたのが分かったんだけど、多分そのせいでアンダーステア(クルマが曲がりにくい状態)になっていたんだと思う」
「今日はチームにとって、とてもいい結果だった。この週末の間、誰もミスをしなかったし、今日の結果は誇れるものだと思う。でも、本当にきつかったよ!」
「この勢いをこれからの3レースでも維持していきたいと心から願っている。(表彰台に)戻ってこられてうれしいよ」