ロバート・クビサとの意思疎通に苦労するロータス・ルノーGP

2011年11月16日(水)

ロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)復帰は来季の開幕に間に合わない可能性が高いと認めたロータス・ルノーGPだが、現在はクビサ側との意思疎通がうまくいっていないようだ。

クビサは、今季F1開幕前のラリーでクラッシュ。右半身を中心に重傷を負い、今年のF1を欠場して来季の復帰へ向けたリハビリを続けている。ロータス・ルノーGPは当初、来季ドライバーの決定期限を10月に設定したものの、クビサが復帰できるのか見極めるため、期限を延長した。

しかし、ロータス・ルノーGPのチーム代表エリック・ブーリエによると、10月以降はクビサ側との連絡が途絶えがちになっているようで、次のように語った。

「もし彼が外界との接触を閉ざしているなら、そうすれば良い。クビサは10月を一定のめどとしていたが、残念ながら準備は整っていないようだ」

ロータス・ルノーGPとクビサの現契約は、今季限りになっているが、ロータス・ルノーGP側は契約更新を希望している。もし復帰可能であれば、シーズン途中であってもクビサを迎え入れると語るブーリエのコメントを、『AS』紙が伝えた。

「今はっきりしているのは、ロバートが期限を設定できないことだ。とりあえず、今のまま意思疎通をはかるしかない。もちろん彼には復帰してほしい。それが(2012年)シーズンの途中であっても、もちろんOKだ」

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