ロータス・ルノーGP、キミ・ライコネンがドライバー候補と認める

2011年11月27日(日)

ロータス・ルノーGPのチーム代表エリック・ブーリエが、キミ・ライコネンも来季ドライバー候補の1人であると認め、近日中に結論を出すと語った。

2007年のF1王者であるライコネンは、2009年にF1を引退後、WRC(世界ラリー選手権)やアメリカの人気レースNASCARなどで戦ってきた。しかし、2011年はF1復帰するのではないかとうわさされており、ウィリアムズと契約直前だとされていた。

だが、複数のメディアが報じたところによると、年間1,600万ドル(約12億円)の報酬を要求していたとするライコネンとウィリアムズの交渉は先週に決裂。その後、ライコネンがロータス・ルノーGPとの交渉を開始したと伝えられた。

ブーリエ自身も先週、ライコネンのマネジメントから接触があったことを認めていたが、ついに来季のドライバー候補であると明かした。

「キミもシナリオの1つだった。むしろ、今もその1つだ」とブーリエは『Sport1(『シュポルト1)』へ語っている。

ロータス・ルノーGPでは現在、ビタリー・ペトロフとブルーノ・セナがレースドライバーを務め、控えドライバーのロメ・グロジャンが来季はレースドライバーに昇格するとのうわさもある。また、開幕前のラリー事故で重傷を負ったロバート・クビサの復帰時期については、チーム側とクビサのマネジメントで意見が対立するなど、来季ラインアップへの注目が高まっていた。

しかし、ロータス・ルノーGPは近日中に来季ドライバーを決定するようで、「数日中になるはずだ。今週か、遅くとも来週になるだろう」とブーリエは語っている。

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