ポール・ディ・レスタが、2011年にフォース・インディアでF1デビューを果たすことが決まったと報じられている。
フォース・インディアは、いまだ2011年ドライバーを発表していないが、2010年のレースドライバーであるエイドリアン・スーティルの残留は確実だとみられていた。
しかし、もう1つのシートをめぐり、2010年にスーティルのチームメートだったビタントニオ・リウッツィ、リザーブドライバーだったディ・レスタ、そしてウィリアムズを離脱したニコ・ヒュルケンベルグがシート争いを繰り広げているとの見方が有力だった。
リウッツィは以前から、2011年もフォース・インディアとの契約があると話していたものの、『Blick(ブリック)』によると、ディ・レスタのレースドライバー昇格が決定したようだ。
ディ・レスタはここ数年、メルセデスからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦しており、2010年にはチャンピオンに輝いた。また、2010年にインディカーで3度目のタイトルを獲得したダリオ・フランキッティのいとこでもある。
『Blick(ブリック)』はさらに、ヒュルケンベルグがフォース・インディアのサードドライバーになるとも報じている。