ジェンソン・バトン「前のクルマを抜きまくった。キャリアで最高の勝利」

2011年06月13日(月)

マクラーレンのジェンソン・バトンは、7番手からカナダGPをスタートして優勝した。

ジェンソン・バトン
「僕のキャリアの中でも最高の勝利だよ。だから、今日は僕にとって特別な日になるね。レースに勝つため、最後尾からトップまで戦い抜いたし、コース上では前のクルマを抜きまくったよ。追い抜きを繰り返しながら勝つことができるなんて、いっそう気分は良くなるね」

「コンディションが変わる中でのレースは、とても難しいものなんだ。でも、初めからどれくらいのグリップがあるのか分かっているのではなく、グリップを探りながら走るこういったレースが僕は大好きだよ」

「信じられない勝利だった。これ以上の勝利はない。勝てると思ったのに、最終的には優勝を逃したモナコGPのあとだけに、なおさらうれしい。今日は最終ラップでセバスチャン(ベッテル/レッドブル)がミスをしたから、僕たちが少しラッキーだったけど、少しぐらい運に味方してもらってもいいでしょ!」

「ルイス(ハミルトン/チームメート)との接触については、ボーダフォン(スポンサー)のロケットレッドがぼんやりと見えていた以外、後ろが何も見えなかったんだ。でもあれは、僕のリアウイングだったのかもしれない。当然、僕とルイスのクルマはカラーリングが同じだからね」

「僕は左へ寄っていった。それが通常の走行ラインだからね。そしたらぶつかったんだ。あれで僕たち2人とも終わりになるかと心配したよ。僕がわざとあんなことはしないとルイスも分かっている。彼もわざとあんなことをするヤツじゃないと僕は知っているしね。レースが再開する前、彼と話をしたけど、問題はないよ」

「僕のエンジニア、デイブ(ロブソン)に最大の賛辞を送りたい。僕たちはまだ、一緒に優勝したことがなかったから、僕だけでなく彼にとっても非常に特別な結果になった。今はただこの瞬間を満喫したい。とても長かったし、これ以上最高な気分は味わえないね」

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