2011年F1第8戦ヨーロッパGP決勝が、6月26日(日)の現地時間14時(日本時間21時)からバレンシア市街地サーキット(1周/5.419km)で行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が他を寄せ付けない圧倒的な強さで優勝。小林可夢偉(ザウバー)は16位になり、連続入賞が途切れてしまった。
前戦カナダGPでは、ポールポジションからスタートし、終始レースをリードしたものの、攻めるべきときに攻めなかったことで最終周に抜かれて勝利を逃したベッテル。今回もポールポジションからスタートしたが、要所要所でペースアップして後続との差を広げ、2番手以降のドライバーを寄せ付けない圧倒的な強さで優勝。今季6勝目を記録した。
可夢偉は、スタート直後に1つ順位を上げたものの、その後は中団グループから抜け出すことができず。最終的には16位でゴールし、第2戦マレーシアGPから続いた連続入賞がここで途切れることとなった。
2位から10位までの結果は次のとおり。
2位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、3位マーク・ウェバー(レッドブル)、4位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、5位フェリペ・マッサ(フェラーリ)、6位ジェンソン・バトン(マクラーレン)、7位ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、8位ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、9位エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、10ニック・ハイドフェルド(ロータス・ルノーGP)までが入賞してポイントを獲得した。
このレースのファステストラップは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が53周目に記録した1分41秒852だった。
ヨーロッパに戦いの場を移したF1は、次戦の舞台イギリスへ移動する。2011年F1第9戦イギリスGPは、7月8日(金)現地時間9時(日本時間17時)に開幕。決勝は7月10日(日)現地時間13時(日本時間21時)にスタートする。
・F1第8戦ヨーロッパGP、レースレポート
・【結果】ヨーロッパGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差など
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