マクラーレンに在籍していた2008年にハンガリーGPで自身初の優勝を飾った経験を持つチーム・ロータスのヘイキ・コバライネンが、ブダペストのハンガロリンクで行われるハンガリーGPに向けた意気込みを語った。
ヘイキ・コバライネン
「寒かったドイツGPから、僕が初めてF1で優勝した熱とほこりのハンガリーへ戻ってきた。今年について言えば、僕らにとってはハンガリーでのレースもほかのサーキットと似たようなものになると思う。でも空力の効果にそれほど頼らないってことは、シルバーストン(イギリスGP)なんかよりはもっと前のクルマに近づくことができると思う」
「タイヤを効果的に使う必要があるし、もし賢い戦略が立てられれば土曜(30日)の午後(予選)は面白いことになると思うよ。何が起ころうと、ハンガリーでは盛大な歓迎を受けるんだ。いつもたくさんのフィンランド人ファンが集まってくれるし、ハンガリーにはいい思い出もある。だからまた戻ってこられるのをすごく楽しみにしているよ」
「レースが終わったら家に戻って、2、3週間ほど家族やフィンランドの友人たちとの時間に充てるよ。そして自分の運動レベルを維持し続ける。休日だけどトレーニングは絶対休まない。チームやスポンサーとの仕事によって気が散ることもなくそうすることができる。シーズンの次の段階へ進むために充電することは、チームの誰にとってもそうだけど、僕にとっても大切なことだからね」