イングランドのサッカー、プレミアリーグの2011年・2012年シーズンを戦っているロンドンのチーム、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)に、新たなF1関係者の関与が浮上した。
『Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)』と『The Observer(オブサーバー)』は、チーム・ロータスのオーナーを務め、チーム代表も兼任しているトニー・フェルナンデスが、F1最高責任者バーニー・エクレストンの所有するQPRの株式51%を購入する予定だと報じている。
エクレストンはQPRの株式62%を保有しているが、残りの株式もラクシュミー・ミッタルに売却すると見られ、15日(月)には何らかの発表があると見込まれている。
フェルナンデスは、同じくプレミアリーグのウエスト・ハム・ユナイテッド買収に興味を示していたが、QPRとの「契約締結間近」と『Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)』は伝えた。
元ルノーF1のチーム責任者であるフラビオ・ブリアトーレもQPRのオーナーになっており、13日(土)にはフェルナンデスと一緒にQPRの試合を観戦していたが、ブリアトーレが株式を手放すことはないようだ。
フェルナンデスに近い関係者は、「契約が締結されるまでは、契約とは言えない。だが、月曜日までには終わっているだろう」と述べていた。
この件について、エクレストンからのコメントは取れていない。