エイドリアン・スーティル「僕たちのマシンには一貫した速さがある」

2011年09月07日(水)

フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、モンツァ・サーキットで行われるイタリアGPに向けた意気込みを語った。

Q:エイドリアン、モンツァのことをどのように思っていますか?

エイドリアン・スーティル:楽しみにしているし、モンツァにはいい思い出があるんだ。2年前、僕はこのサーキットで予選を2番手で通過して、決勝は4位でゴールした。僕のこれまでのF1キャリアでベストの結果を手にしたサーキットなんだよ。

スーティル:伝統的なサーキットで、そのなかでも古い部類に入る。モンツァに着くとその歴史を感じることができるんだ。そしてイタリアのファンは、いつもこのサーキットに特別な雰囲気をもたらしてくれているね。

Q:これまで、フォース・インディアはモンツァで力を発揮してきました。今年もそうなると思いますか?

スーティル:僕たちのクルマは高速サーキットだけじゃなくて、すべてのサーキットで一貫した力を発揮していると思う。そして全車、全ドライバーがDRS(空位抵抗低減システム/可変リアウイング)とKERS(運動エネルギー回生システム)を使っているから、直線の最高速で僕たちが持っていた優位性はあまり重要ではなくなった。

スーティル:もちろん今でも直線は速いけど、直線があまりなくて大きなダウンフォースが要求されるハンガリーGPでは7位、そして少ないダウンフォースだったスパ(ベルギーGP)でも、同様に7位を獲得した。だからとても一貫性のあるクルマに仕上がっているし、モンツァでもいいレースを期待しているよ。

Q:今回は決勝でDRSを使用できる区間が2つありますね。それについてはどう思いますか?

スーティル:これまでモンツァは追い抜きが難しいサーキットだったから、レースにとってはとてもいいことだよ。2つのDRS区間はたくさんの駆け引きを見せてくれるだろうね。

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