マクラーレンのルイス・ハミルトンは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPを2番手からスタートして、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)と激しいバトルを制し、4位になった。
ルイス・ハミルトン
「良いレースだったよ。無事完走してポイントも獲得できたから不満はない」
「セーフティーカーが解除されてレースが再開したとき、ミハエル(シューマッハ/メルセデスGP)がアウト側にいたんだ。ミラーで彼の位置を確認していたら突然、先頭に置いていかれたよ。セバスチャン(ベッテル/レッドブル)を抜くチャンスを失ったんだ。まるで昼寝していてスキをつかれた感じだよ」
「直線で僕たちのマシンは少し遅かったと思う。僕がDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を使ってもミハエルはさらに速かった。彼を追い抜くのはとても難しかったよ。本当に苦労した。でも最終的に追い抜いてゴールできたから報われたよ。これぞレースだね」
「ファンからも応援してもらい、天気にも恵まれて本当に良い週末だった。来年また戻ってくるのがとても楽しみだよ。セバスチャンからチャンピオンの座を奪うのはもう無理かもしれないけれど、最後まであきらめないさ。ヨーロッパでのレースも終わったし遠征するのが待ち切れない。勝ってチームのためにもっとポイントを獲得したい」