三重県の鈴鹿サーキットで23日(日)、WTCC(世界ツーリングカー選手権)の第10戦が行われ、第1レースでアラン・メニュ(シボレー・クルーズ)、第2レースでトム・コロネル(BMW320TC)が優勝した。
第1レースでは、スタート直後に多重クラッシュが発生。スポット参戦の吉本大樹(サンレッドSRレオン)もこれに巻き込まれてしまった。結局、ミュラーが優勝、2位ロバート・ハフ(シボレー・クルーズ)、3位はミケル・ニキェール(サンレッドSRレオン)だった。
吉本は走行を再開したものの、完走扱いにはならず。ほかの日本勢では、谷口行規(シボレー・クルーズ)は7位、加納政樹(BMW320TC)が8位、新井敏弘(シボレー・クルーズ)は13位だった。
続く第2レースでは、2番グリッドのコロネルがスタートでトップに。イバン・ミュラー(シボレー・クルーズ)が激しくコロネルを攻めたてたものの、かつて日本でも活躍したコロネルがトップの座を譲ることなくゴールし、今季初優勝を記録した、2位はミュラー、3位はハフだった。
日本勢では、谷口が14位、新井が15位、加納が16位、吉本は17位だった
この結果、ドライバーランキングでは、ミュラーがトップのまま。マニュファクチャラー部門では、前戦でシボレーのタイトル獲得が決まっている。