ジェンソン・バトン、ルイス・ハミルトンに関する質問攻めに激怒

2011年11月02日(水)

インドGPでセバスチャン・ベッテル(レッドブル)に次ぐ2位でゴールし、2011年ランキング2位の座に少し近づいたマクラーレンのジェンソン・バトンだが、レース後に激しい怒りを見せていたようだ。

いい形でレースを終えたバトンを待ち受けていたのは、またも発生したチームメートであるルイス・ハミルトンとフェリペ・マッサ(フェラーリ)のクラッシュ、そして批判が続くハミルトンの態度に関する質問ばかりだった。

ハミルトンとマッサのもめごとに関する質問を受けたバトンは、「僕の知ったことじゃないよ!」と声を荒らげ、次のように続けている。

「もし僕にインタビューしたいのなら、僕のことを聞いてよ。それならいいさ。またルイスのことを聞かれるのはイヤなんだ。頭にくるよ」

メルセデスGPの前身であり、自身が王者に輝いたブラウンGPからマクラーレンへの移籍を決めたときには、ハミルトン中心になっているマクラーレンへ入ることで、ハミルトンの庭へ足を踏み入れるのはバカげていると言われたバトン。しかし現時点では、バトンがハミルトンを圧倒する立場になっている。

そのバトンはインドで次のように話した。

「僕がここ(マクラーレン)に来たのは、それに挑戦したかったからだよ。ルイスと比べて、実際自分の力がどれほどかということを知りたかったんだ」

バトンはさらに、現役最強と言われるフェラーリのフェルナンド・アロンソのようなドライバーでさえベッテルに勝つことができなかった今シーズンにおいて、ベッテルに続く2位の座を獲得するのは立派な成績だと次のように主張している。

「今年の選手権を2位で終えるのは意味のあることだよ。僕を打ち負かすことができたのは、僕よりもいいクルマに乗っていたベッテルただ1人だったということだからね」

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