フェラーリのフェリペ・マッサは、インテルラゴス・サーキットで行われたブラジルGP決勝を7番手からスタートして5位になった。
フェリペ・マッサ
「今日はとても難しいレースだったよ。技術的な面からみても、ベストな週末とは言えないね」
「まず最適なマシンバランスを見いだすことができなかった。そして昨日はタイヤのパンクというさらなる痛手を負ったんだ。これでソフト側タイヤを1組失い、ピットストップは2回しかできないということが決定的になった。これはまるで罰ゲームのようなものだったよ。ソフト側タイヤよりもライバルチームとの差が顕著に現れていたハード側タイヤで、より多くの周回を耐えなければいけないことを意味していたんだからね」
「今日はフェラーリで100戦目のグランプリだったんだ。もちろんもっと良い結果でこの日を祝いたかったよ。でも僕はもうこの現実を受け入れた。実際、今日のレースは今シーズンのダイジェスト版みたいなものだったんだ。つまりソフト側タイヤでは比較的良い走りで、ハード側タイヤでは苦しむという僕らの傾向がはっきり出ていた」
「観客席からの応援がとてもうれしかったよ。みんな週末を通してずっと応援してくれていた。今シーズンは僕にとってもチームにとってもつらかったけれど、やっと新たなスタートを切れるよ。マシンの改良を続けて、二度とこんな残念なシーズンがないように僕も全力を尽くす。それから、今日僕がメディア対応をしていたときにルイス(ハミルトン/マクラーレン)がわざわざ話をしに来てくれたんだ。すごくうれしくなる行動だったよ」
「クリスマスにサンタクロースへ何をお願いするか? そうだね、息子と一緒にカードに書くよ、2012年用の素晴らしいマシンってね」