2011年のF1シーズンも終了し来季のドライバーラインアップが続々と決まっているが、このシーズンオフの期間はドライバーシートをめぐって様々な憶測が生じる時期でもある。
そんな中、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)が、正式な発表では無いものの来季のF1残留が決まったことをほのめかす発言をした。
F1公式ウェブサイトに掲載された内容によると、2011年最も活躍したルーキーとも言われているディ・レスタは2012年もフォース・インディアに残留するのかという質問に対して次のように答えている。
「まだそれにはコメントできない。でもひとつ言えることは、現時点も新しいマシンを開発するためにチームのみんなとは一緒に仕事をしているよ」
「これからの1週間で少しシミュレーターも使ってみる予定なんだ。そうこうしているうちに代表と首脳陣が来年のドライバーラインアップを決定してくれるよ」
ちなみに、チーム会長兼代表のビジェイ・マリヤは12月15日(木)に来季の発表をすると予告している。
しかし、現時点で現チームメートのエイドリアン・スーティル、さらにリザーブドライバーのニコ・ヒュルケンベルグの名前も候補として挙がっていることから、ディ・レスタのマネジャーであるアンソニー・ハミルトン(マクラーレンのルイス・ハミルトンの父親)がチーム残留がかなわなかった時のためにBプランを用意しているとも強調している。
「(Bプランは)あまり喜ばしいことではないけれど、最悪の事態に備えることも必要だからね。それにアンソニーがいてくれて本当に感謝だよ」