ウィリアムズ FW33 スペック表

2011年02月02日(水)

ウィリアムズが1日(火)に発表した2011年マシンFW33。しかし、これはまだ暫定版のもので、開幕までに空力パーツは新しくなる予定だ。また、カラーリングも暫定版で、開幕までに正式なカラーリングが発表される。

昨年にレッドブルが採用して話題になり、今シーズンはロータス・ルノーGPも採用しているプルロッドをリアサスペンションに採用した。子会社がフライホイール式のKERS(運動エネルギー回生システム)を製造しているウィリアムズだが、今年はバッテリー式のKERSを搭載する。

ウィリアムズ FW33 主要諸元

シャシー構造       カーボン・エポキシおよびハニカム・コンポジットで成型されたモノコック構造。FIAの衝撃、強度基準に合格
フロントサスペンション カーボンファイバー製ダブルウィッシュボーン、コンポジット・トーリンクおよびプッシュロッドによるスプリングおよびアンチロールバー
リアサスペンション ダブルウィッシュボーン、プルロッドによるスプリングおよびアンチロールバー
トランスミッション ウィリアムズF1製7速シームレス・シーケンシャル・セミオートマチックシフト、リバース付、電子油圧制御によるギア選択
クラッチ カーボン製マルチプレート
ダンパー ウィリアムズF1製
ホイール レイズ製鍛造マグネシウム
タイヤ ピレリ製、フロント幅325mm、リア幅375mm
ブレーキシステム 6ピストンキャリパー(4輪)、カーボン製ディスクおよびパッド
ステアリング ウィリアムズF1製パワーアシスト付ラック・アンド・ピニオン
燃料タンク ケブラー強化ゴム製
電子システム FIA標準電子制御ユニット
冷却システム アルミニウム製オイル、冷却水、ギアボックス・ラジエター
コックピット 75mmショルダーストラップ付6点式安全ハーネス、HANSシステム、アルカンターラで覆った取り外し可能なカーボンファイバー製シート
重量 640kg(ドライバー、カメラ、バラストを含む)

寸法

ホイールベース 3,300mm
全長 5,000mm                    
全高 950mm
全幅 1,800mm

エンジン(コスワース製)

構造 V型8気筒
排気量 2,400cc
バンク角 90°
バルブ駆動 ニューマチック
燃料制御および点火システム コスワース製
エンジン素材 アルミニウム(ブロックおよびピストン)、スチール(クランクシャフト)、チタニウム(コネクティング・ロッド)
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