バーニー・エクレストン、F1権利の売却問題で不利な立場

2011年02月09日(水)

F1最高権威者のバーニー・エクレストンは、F1の商業権を5年前に売却したことについて、これまでにないほど追い込まれているようだ。

ドイツの銀行家ゲルハルト・グリブコウスキーに謎の5000万ドル(約41億円)のリベートを支払ったのは、長年“最高権威”として君臨してきたエクレストンだとすでに断言されている。

ドイツの週刊誌『Der Spiegel(デア・シュピーゲル)』が、最新の詳細を発行した。

F1の現行オーナーであるCVCキャピタル・パートナーズが、ミュンヘンの銀行『BayernLB(バイエルンLB)』の配下にあったとされる当時、権利共有のために8億3700万ドル(約690億円)支払ったと報じているのだ。

しかし、『BayernLB(バイエルンLB)』は7億7000万ドル(約570億円)しか受け取っていないと伝えられている。

『Der Spiegel(デア・シュピーゲル)』は、消えた6700万ドル(約55億円)のうち4000万ドル(約33億円)は直接エクレストンが受け取り、残りの2700万ドル(約22億円)は彼の家族信託の『Bambino(バンビーノ)』に流れたと主張している。

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