キミ・ライコネンが、これまでよりも明確にF1復帰の意思がないと語った。
2007年のF1チャンピオンに輝いたライコネンだったが、フェルナンド・アロンソの加入を希望したフェラーリの要求を受け入れ、2009年限りで同チームとの契約を1年早く解除することに合意。昨年のライコネンは、WRC(世界ラリー選手権)に参戦していた。
WRCに参戦しながらも、たびたびF1復帰がうわさされていたライコネンだが、先日にロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)が重傷を負って2011年シーズンの序盤戦欠場が決まると、再びライコネンのF1復帰がささやかれた。
しかし、今年のライコネンは自身のチーム「アイス1」を立ち上げてWRCに参戦。開幕戦ラリー・スウェーデンでは8位に入り、今後の活躍が期待できる走りを見せていた。
「F1復帰に興味はない」とライコネンは『Gulf News(ガルフ・ニュース)』へ言い切り、こう続けた。
「F1については話したくない。僕がいたいのはラリーだよ。今シーズンもラリーを戦えてうれしい」