2011年F1開幕戦オーストラリアGPが3月26日(土)、アルバート・パーク・サーキット(1周/5.303km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間12時)から60分間、フリー走行3回目が行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップになった。
いよいよ開幕した2011年F1。前日には、これまで不調だと見られていたマクラーレン勢が好調な走りを見せ、トップと2番手に入り、周囲を驚かせた。
予選前に最後となる今回のセッションでは、前日にまったく走行できなかったナレイン・カーティケヤン(ヒスパニア・レーシング)が何とか5周を走行したものの、チームメートのビタントニオ・リウッツィは1周のみの走行となりタイムはなし。そして、開幕前から最速だと見られていたレッドブルのセバスチャン・ベッテルが異次元の速さを見せた。
トップになったベッテルと2番手ウェバーのタイム差はコンマ8秒。そして、3番手ルイス・ハミルトン(マクラーレン)との差は約1秒にもなった。今シーズン初の予選に向け、ベッテルが好調さを見せつた形になる。ベッテルのタイムは、1分24秒507だった。
2位から5位までの結果は次のとおり。
2位マーク・ウェバー(レッドブル)1分25秒364、3位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)1分25秒553、4位ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分25秒567、5位ビタリー・ペトロフ(ロータス・ルノーGP)1分25秒906。
小林可夢偉(ザウバー)は7位になった。
オーストラリアGP公式予選は、このあと現地時間17時(日本時間15時)から始まる。