ウィリアムズの株主であるクリスチャン・ヴォルフが、チーム内での影響力を強める可能性を否定しなかった。
2011年シーズンも3戦が終了したが、ウィリアムズにとっては非常に厳しいシーズンスタートになっている。1975年からF1参戦を開始したウィリアムズにとって、1979年以来とも言われる最悪な状態で序盤戦を過ごしたことから、チーム会長であるアダム・パーは先日、変革が必要だと語っていた。
これを受けて各メディアは、技術責任者であるサム・マイケルが解雇される可能性もあると報道した。そんな中、ウィリアムズの株式10%を保有するヴォルフが先週末、ウィリアムズの本拠地に姿を現した。ヴォルフがウィリアムズ本拠地を訪れるのは、珍しいことだという。
今後、実際にチーム運営や経営にかかわっていくのか『laola1.at』から質問されたヴォルフは、次のように答えている。
「私は主に外部から見守っているが、われわれにはアダム・パーという、ショーを運営するのに優れた人物がいる」
「すでに第一歩は踏み出した。これが正しい一歩なのか間違っているのか、今後分かってくるだろう」