ルイス・ハミルトン「もっとペースを上げる余力がある」

2011年09月25日(日)

マクラーレンのルイス・ハミルトンは、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポールGPフリー走行3回目で20周を周回して、ベストタイムは1分46秒936で5番手。予選では、1分44秒809を記録して4番手になった。

ルイス・ハミルトン
「予選のセッション3つ全部でいろんなことがあったよ。Q1では縁石に乗ってしまってクルマのフロア(底面)の一部を壊してしまったんだ。でもメカニックのみんながものすごく素晴らしい仕事をして、それを直してくれたので、次のセッションに進むことができたんだ。だから、最大限の努力をしてくれたみんなに、本当にありがとうと言いたい」

「いまだに、どうしてQ2の終わりにタイヤをパンクさせちゃったんだか、全く分からないんだ。ターン10で縁石を乗り越えたら、タイヤセンサーが急激な空気圧の低下を検知したんだ。ボルトがかなりたくさん縁石の外側に出ていたから、そのせいだったのかなと思うけど、でも本当の原因はわからない」

「Q3の終わりには、再給油の手順に問題があったんだ。すばやく十分な燃料を入れることができなかった。結局、それで時間切れになってしまって最後の走行を行うことができなかった。でも、それもレースなんだ。ときどきこういうことが起こるものさ」

「幸いなことに、Q3での最初の走行はとてもよかった。もう少しタイムを更新できると考えていたんだけど、最後のセクターで、フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)のクルマから1秒以内のところに入ってしまい、そこでいくらかタイムを損してしまったんだ。もしもQ3でなんとかもう1周できていたなら、多分タイムを縮めていられただろうね」

「でも、全体としてみれば、4番手というのはそれほど悪くないよ。さっきも言ったように、もっとも勇気づけられるのは、僕らにはもっとペースをあげる余力があるということなんだ。だから、そう、1列目だって可能だったと思うよ」

「明日の決勝では第1ターンまで短い距離しかない。つまりスタートで最初のブレーキングポイントまでに追い抜きをかけるのは難しいと思う。だから明日の決勝は、スタートよりも、どれだけタイヤをいたわって走るかということのほうが大切になると思うよ」

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