フェラーリのフェリペ・マッサは、鈴鹿サーキットで行われた日本GPフリー走行3回目で16周を周回して、ベストタイムは1分32秒429で6番手。予選では、1分30秒804を記録して、チームメートのフェルナンド・アロンソを上回る4番手になった。
フェリペ・マッサ
「難しい予選セッションだったけど、少なくとも最強の4台(レッドブルとマクラーレン)のうちの1台よりは前へ出ることができた。ここではすべてのセクターで完ぺきな走りをすることが決してたやすいことじゃないんだ。でも、最後のセクターでちょっとタイムを失いはしたけど、僕の最後の周はとてもよかったよ」
「明日はいいスタートを決めることが重要になる。ハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)が僕と同じ列だけど、僕にとっては彼だろうが他の誰であろうが違いはないよ。決勝はとても複雑なものになりそうだね」
「ここではタイヤの摩耗が著しくて、何度もピットインして交換することになるだろうから、(タイヤ)戦略がとても重要な役割を果たすことになると思う。適切なペースで走ることが極めて重要になる。速く走るようにしながらも、同時にタイヤをいたわらなくてはならないんだ」
「KERS(運動エネルギー回生システム)やDRS(可変リアウイング/空気抵抗低減システム)があっても、追い抜きは簡単じゃないだろうね。かなり低速のシケインを抜けてメインストレートに戻るということを考えれば、タイヤの摩耗のほうが影響は大きいんじゃないかな。僕らの目標は表彰台に上ることだよ。4番目からのスタートだから、その期待はかなり現実的なものだね」