チーム・ロータスのヘイキ・コバライネンは、鈴鹿サーキットで行われた日本GPフリー走行3回目で14周を周回し、ベストタイムは1分36秒912で20番手。予選では1分35秒454で18番手だった。
ヘイキ・コバライネン
「1周に賭けていて、その1周でうまくやらなければいけなかったんだけど、とてもうまくやってのけられたから、かなりうれしいよ。タイヤに関してはちょっとリスクのある戦略をとって、セッションの最後のほうで出ていったんだ。第1セクターではもう少しうまくやれたかもしれないと思うけど、でも全体的には満足している」
「130Rではリアウイングを開けたまま(空気抵抗低減システムである可変リアウイングを開いた状態のまま)駆け抜けたんだけど、かなりすさまじかったよ。でもタイヤ戦略で大胆にいったおかげで、明日の決勝レースに向けていい位置を得ることができた」
「ここで使用されるタイヤについては、いろんなことが言われているけど、皆が言うほどタイヤの摩耗が大きな問題になるかどうか僕にはよく分からない。昨日のソフト側タイヤでのロングラン(多くの周回を一度に走ること)はよかったよ。(ソフトタイヤで)15周くらいはいけるんじゃないかと思う。そして僕らは決勝に向けて新品タイヤのセットをいくつか残しているから、明日の決勝は面白くなると思うよ」