F1最高権威者のバーニー・エクレストンは、F1の商業権を5年前に売却したことについて、これまでにないほど追い込まれているようだ。
ドイツの銀行家ゲルハルト・グリブコウスキーに謎の5000万ドル(約41億円)のリベートを支払ったのは、長年“最高権威”として君臨してきたエクレストンだとすでに断言されている。
ドイツの週刊誌『Der Spiegel(デア・シュピーゲル)』が、最新の詳細を発行した。
F1の現行オーナーであるCVCキャピタル・パートナーズが、ミュンヘンの銀行『BayernLB(バイエルンLB)』の配下にあったとされる当時、権利共有のために8億3700万ドル(約690億円)支払ったと報じているのだ。
しかし、『BayernLB(バイエルンLB)』は7億7000万ドル(約570億円)しか受け取っていないと伝えられている。
『Der Spiegel(デア・シュピーゲル)』は、消えた6700万ドル(約55億円)のうち4000万ドル(約33億円)は直接エクレストンが受け取り、残りの2700万ドル(約22億円)は彼の家族信託の『Bambino(バンビーノ)』に流れたと主張している。