2011年F1開幕戦オーストラリアGPが3月25日(金)、アルバート・パーク・サーキット(1周/5.303km)で開幕し、現地時間16時30分(日本時間14時30分)から90分間、フリー走行2回目が行われ、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がトップになった。
1回目のセッションとは異なり、開始直後から各車が積極的に周回を重ねていった。セッション中盤にミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)がソフト側のタイヤでの走行を開始すると、すぐにトップタイムを記録。しかし、同じくソフト側のタイヤを装着したマクラーレン勢が続けざまにトップタイムを更新し、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がトップに立った。
セッション中盤に降り始めた雨が終盤に強くなる中、ビタントニオ・リウッツィ(ヒスパニア・レーシング)が残り2分でコースイン。ヒスパニア・レーシングにとっては、これが新車での初走行となった。しかし、リウッツィが走ったのは1周のみ。チームメートのナレイン・カーティケヤン(ヒスパニア・レーシング)は、一度もコースへ出ることがなかった。
結局、中盤にバトンが記録したトップタイムを誰も更新できず、バトンがこのセッションのトップに。バトンのタイムは1分25秒854だった。
2位から5位までの結果は次のとおり。
2位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)1分25秒986、3位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)1分26秒001、4位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)1分26秒014、5位マーク・ウェバー(レッドブル)1分26秒283。
小林可夢偉(ザウバー)は15番手になっている。
オーストラリアGPフリー走行3回目は明日26日(土)、現地時間14時(日本時間12時)から始まる。