マクラーレンのジェンソン・バトンが、中国GPに向けた意気込みを語った。
ジェンソン・バトン
「僕は上海インターナショナル・サーキット(中国GP開催サーキット)が大好きだし、街も大好きなんだ。数日間しかいられないのは残念だよね。でも街の雰囲気が最高なんだ。すばらしいレストランも多いしね。今回もあまり見ることはないと思うけど、中国GPをとても楽しみにしているよ」
「サーキットについては、いくつかおもしろいタッチのあるすばらしい近代的なサーキットだ。1コーナーはすごくユニークだよね。7速の全開で入り、それからコーナーがだんだんきつくなるにつれて、ギアを落としていく。とても長いコーナーだね。忍耐がすべてだ。ちょうど入り口のところに小さなデコボコがあるから、とてもやっかいなコーナーだよ」
「長いバックストレートでは、DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)がなくっても、追い抜きの機会は十分あると思う。マレーシアのように、接戦のレースになったら、なおさら追い抜きは増えるだろうね。レース中にバックストレートでDRSが使えるなら、見ごたえのある追い越しがみられると思う。バックストレート内で抜き返すこともあると思うよ」
「チームは開幕戦とマレーシアと2戦続けて表彰台に上がった。今回も連続完走を目指すだけではなく、さらに上を目指していきたい。レッドブルと戦いたいってことを隠すつもりはないよ。僕たちは彼らにとって手ごわい相手だし、彼らにとってスムーズで楽な週末にはさせないよ」
「予想していた通り、マレーシアでは上位グリッドの競争がとても激しいことが分かった。少なくとも4チームが今週末、表彰台をかけて争うことになるんじゃないかな」