フェリペ・マッサ「今日の僕たちは競争力が高かった」

2011年05月30日(月)

フェラーリのフェリペ・マッサは、6番手からモナコGPをスタートしたものの、クラッシュでリタイアした。

フェリペ・マッサ
「こんな形でレースが終わってしまい、とても残念だよ。ロウズ(ヘアピン)でハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)が僕を抜こうとしたとき、あそこで抜くのは不可能なんだけど、僕にクルマを当ててきて、ウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)のほうへ押し出してきたんだ」

「それでクルマが壊れてしまい、まともに走ることができなくなった。それで彼がトンネルの中で僕の内側に入ったんだ。そのおかげで僕は路面が汚れている部分へ行ってしまい、バリアでレースを終えた」

「スタートはうまく決めていたけど、1コーナーでウェバーとフェルナンド(アロンソ/チームメート)が僕の前をふさいだ。僕はアウト側にいたんだけど、ロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスGP)が僕のイン側に入ってきたよ」

「それで前のクルマについていけなくなったんだ。ついていければ、トップグループから離されることはなかったはずなんだけどね。結局はロズベルグの後ろでかなりタイムを失ったよ」

「今日の僕たちは競争力が高かったし、レース展開を考えれば、僕は4位になれたと思う。次はカナダ(6月12日決勝)だね。今回のように、戦える力があることを願っているよ。今回と同じタイヤ、ソフト(ハード側)とスーパーソフト(ソフト側)が使われるから、僕たちとっては前向きなことだね」

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