マクラーレンのルイス・ハミルトンが、韓国インターナショナル・サーキットで行われる韓国GPに向けた意気込みを語った。
ルイス・ハミルトン
「去年の韓国GPは、わりと良いレースをしたよ。長くつらい戦いだったけど、韓国初のF1レースを見ようと駆けつけたファン全員に、バトルを見せる機会ができて良かった」
「DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を使用できる区間から第3コーナーにかけては、間違いなく見どころとなるだろうね。去年に関して、裏ストレートはあまり追い越しのポイントにはならなかった」
「路面の水量があまりに多かったから、下りのブレーキ区間に達するところはタイヤから巻き上がる水煙がひどくてね。追い抜きを仕掛けるのは簡単じゃなかった。こんどの週末は天気が良いらしいね。ドライの状態で初めて、サーキットの本領が見えてくるんじゃないかと思う」
「レースしやすいように設計されているのは、なんとなく分かるよ。第4から第5、第6コーナーは、イスタンブール・パーク(トルコGP開催地)の最終区間に少し似ている。内からも外からも攻撃を仕掛けて、追い抜きにかかれるし」
「去年は、2位とまずまずの成績だった。今年はもうひとつ上を狙いたいな」