2011年F1開幕戦オーストラリアGPが3月25日(金)、アルバート・パーク・サーキット(1周/5.303km)で開幕し、現地時間12時30分(日本時間10時30分)から90分間、フリー走行1回目が行われ、マーク・ウェバー(レッドブル)がトップになった。
3月13日(日)に開幕戦として予定されていたバーレーンGPが延期となり、開幕の遅れていた2011年F1がようやく動き始めた。日本が大震災に見舞われた直後ということもあり、多くのチーム、ドライバーがクルマやヘルメットに日本への応援メッセージ、日の丸を掲載して走行した。
セッション開始直後、チーム・ロータスから出走したリザーブドライバーのカルン・チャンドックがクラッシュ。今季F1開幕のわずか数秒後に、今シーズンのクラッシュ第1号となった。その後、セッション中盤ごろから各車がタイム計測を始めると、まずは今回が母国レースのマーク・ウェバー(レッドブル)がトップになった。
しかし、ウェバーのチームメートであるセバスチャン・ベッテルがトップタイムを更新。だが、セッション終了直前にウェバーがトップタイムを塗り替える。このままセッションが終了し、今季F1最初のセッションはウェバーがトップになった。ウェバーのタイムは、1分26秒831だった。
2位から5位までの結果は次のとおり。
2位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)1分27秒158、3位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)1分27秒749、4位ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)1分28秒152、5位ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)1分28秒430。
小林可夢偉(ザウバー)は9位になっている。
オーストラリアGPフリー走行2回目は、このあと現地時間16時30分(日本時間14時30分)から始まる。